ノートパソコンでも遊べる『Low Magic Age』
今回はsteamで発売されているアーリーアクセスゲーム『Low Magic Age』を紹介したいと思います。
---Low Magic Age---
タイトル:Low Magic Age
ジャンル:RPG
リリース日:2017/1/11
値段:598円
2018/06/25時点の評価
最近のレビュー:非常に好評(上位から2番目の評価)
総合レビュー:非常に好評(上位から2番目の評価)
日本語:公式非対応(ただし有志が作成してくれているので日本語にへんこうすることは可能です)
必要スペック
- OS: Windows XP SP3/7/8/10
- プロセッサー: 1 GHz
- メモリー: 512 MB RAM
- グラフィック: Intel HD Graphics or better
- DirectX: Version 9.0c
- ストレージ: 200 MB 利用可能
- サウンドカード: Any
---どんなゲーム?---
見下ろし方2DRPGゲームです。最大6人のパーティを組み剣や弓、魔法を駆使して敵を倒していきます。戦闘終了後は敵を倒した時に得られるお金を使い装備を購入したり、キャラクターをレベルアップしたりして次の戦闘に備えます。
1ウェーブ4~6回の戦闘が行われ、すべての戦闘が終了すると次のウェーブへと進みます。ウェーブ数が上がるごとに敵の体力や攻撃力が上がっていくので、最初のパーティー編成とお金の使い方はとても大事になってきます。
これがキャラクター作成画面。最初は職業を選び、次にキャラクターの顔と立ち絵を選ぶ。最初は既存で用意されている職業を使用するといいでしょう。ヒーラーを数人入れて回復チームを作ってもいいし、グレートウォーリアとガーディアンで脳筋チームを作ってもよし。チームの作り方は様々です。
-----特徴-----
---現在のPCであればどんな環境でもプレイ可能---
steamで取り扱っているゲームはスペックの高いPCを要求することが多いです。しかしこのゲームは2Dであるためそのようなものは必要ありません。
Webブラウザでゲームができるのであれば、このゲームもプレイ可能です。
ただしあまり古いパソコンでは動作しないことがあると思いますので、ここ4,5年ぐらいのパソコンでプレイしてみることをお勧めします。
---アリーナとアドベンチャーモード---
このゲームには二つのモードが存在します。アリーナモードとアドベンチャーモードです。簡単に述べると、アリーナモードは先ほど述べた戦闘を繰り返していくモードです。一方アドベンチャーモードはドラゴン〇エストのようなRPGモードでいろいろな場所を散策しながら街を訪れたり、クエストを受注したりします。
---アリーナモード---
ひたすら戦闘を繰り返していくモード。敵と倒しお金と経験値を手に入れ、武器やレベルアップをして次の戦闘に挑む。シンプルでありながらよくできたゲームモードです。初めてプレイする方はまずはこちらのゲームをプレイしてみて、どのような雰囲気のゲームなのかを掴むといいでしょう。
これがアリーナモードの画面。中心にはチャレンジと書かれており、その下モンスターが4つの長方形の中に描かれているのが分かると思います。これを1ウェーブと呼び、これをすべてクリアすれば次のウェーブへと移行できます。モンスターの背景に描かれている緑や黄色といったものは難易度を表しており、緑→黄色→赤といった順で難易度が上がっていきます。
左下に描かれている顔が現在のパーティーです。パーティーは自分で編成することができ、またキャラクターひとり1人を自らの手で作成することができます。最初は何とも思わないですが、戦闘に勝利し続けていくたびに愛着がわいてきます。
---アドベンチャーモード---
こちらはドラ〇ンクエストのようなRPG要素が詰まったゲームモード。主人公たちは様々な場所を散策しながら町を訪れ装備や仲間を購入したり、洞窟でモンスターと戦闘をしたりして進めていきます。最初はチュートリアルが用意されているのでそちらに従いながら進めていくとよいでしょう。
こちらがアドベンチャーモードのゲーム画面。Windows98やスーパーファミコンで発売された洋ゲーのような雰囲気を思い出します。マップは広大で、最初は全体像はわからないですが探索をしていくにつれ徐々にその全貌が見えてきます。
またアーリーアクセスのゲームなのでこれから先、様々な要素やストーリーなど追加されていくので、今後の開発に期待です。
---戦闘システム---
このゲームの最大の特徴はこの戦闘システムの面白さだと思います。シンプルでありながら奥の深い戦闘システムです。
これが戦闘画面。自分のターンになったらキャラクターを移動して敵の攻撃をしたり、魔法を詠唱して傷を癒したりするというもの。最初のうちはシンプルでとても分かりやすいがレベルアップするにつれ、いろいろな攻撃方法や魔法を覚える。それに伴って敵もどんどんと強化されていき物理ダメージ半減や2回行動など様々なスキルを多用してきます。
各キャラクターの特性を覚え、どの敵に対してなら特徴を生かすことができるのか、ここで魔法を使うべきなのかなど考えるべきことはたくさんあります。
---ワークショップ対応---
このゲームはワークショップに対応しており、ユーザーが作った様々なアドオン(MOD)を導入することができます。しかしリリース日から1年ほどしか経っていないことと、プレイ人口が少ないことからまだまだアドオンの数は少ないです。
これもワークショップから導入したものです。導入されるのは名前左側にあるフェイスグラフィックと戦闘画面で使用する立ち絵です。キャラクターを使用するにはキャラクター作成でフェイスグラフィックと立ち絵の設定が必要になります。
またワークショップで好みのキャラクターがいなければ手動で導入することが可能。
私はけものフレンズが好きなので手動で導入してみました。自分が好きなキャラクターを使えるとより愛着が湧きます。
---公式日本語非対応---
公式で日本語には対応していません。アリーナモードではそこまで困ることはないですが、アドベンチャーモードではいろいろと困ることが多いので(クエストの内容など)対応してもらいたいです。もちろん機械翻訳はなしで。
ただし、現在有志の方が日本語パッチを作成しており、手動で導入することで日本語に切り替えられるようになります。しかし、全体の78%ほど翻訳されている状態で所々翻訳されていないところがあります。
--頻繁なアップデート---
このゲームだけではなく、アーリーアクセスゲーム全般に言えることなのですが、開発途中のゲームであるがために頻繁にアップデートが行われます。小さなバグ修正からゲーム性を変えるものまで様々です。特に気にしてもらいたいのはゲーム性を変えるアップデート。大型アップデートとも言います。その名の通り、ゲーム性を変えてしまうアップデートです。
このゲームもその可能性があるゲームで現在はシンプルで戦闘を中心としたゲームですが、いずれかはサンドボックスゲームに変わっていくとのこと。ゲーム性が変わると求めていたゲームと違うということもありえます。
またセーブデータが消えるということもあるのでアーリーアクセスゲームをプレイするときは気を付けたほうがいいです。
---メリット・デメリットまとめ---
メリット
・低スペックPCで遊べる。
・値段がお手頃
・奥の深い戦闘システム
メリット
・公式日本語非対応
・単純なため人によってはすぐ飽きる
・頻繁なアップデートによりバグの発生やゲーム性が変更されることがある。
---まとめ---
シンプルなものでありながらよくできたゲームだと思います。サクッと遊ぶこともできれば、長く遊ぶこともできます。また自分の好きなキャラクターを導入して遊ぶことができるため、愛着が湧きキャラクターを作成する面白さを実感できると思います。
またプレイ時間が2時間以内であれば返品可能なので、まずは1時間遊んでみるというのはどうでしょうか?