今日から始めるアニメ評論 『斉木楠雄のψ難』
ずっと笑っていられるギャグアニメ『斉木楠雄のψ難』
『斉木楠雄のψ難』
2016年に第一期、その二年後、2018年に第二期が放映されたアニメです。主人公である斉木楠雄は生まれながらの超能力者で瞬間移動、テレパシー、浮遊など世界を征服するのもたやすいほどの能力を使える。しかし彼は両親から人前で超能力を使うことを禁止されており、高校生になった今では目立つのが嫌いで超能力があることを隠して生きている。
しかし超能力のせいなのか、それとも人柄なのか彼の前割りには個性豊かすぎる仲間が周りに集っていき、平凡な日常が騒音の日常へ。
1話目から大声で笑った記憶
このアニメを見る前、『モブサイコ』というアニメを見ており『こういう超能力系アニメって面白いな』と感じていました。笑いあり感動ありのアニメで家族全員で見て笑ったのを覚えています。ちなみにこの『モブサイコ』、Netflixオリジナルで『実写ドラマ化』されています。(面白いかどうかはご自身で判断していただければ・・・)
超能力系アニメで笑えるアニメってないかなと思って探して出てきたのが『斉木楠雄のψ難』です。たいてい1話目をみてどこかハマるところがあれば、そのまま見続けるし、ハマらなければ他の作品を探します。『斉木楠雄のψ難』は1話目の冒頭から大爆笑! とても大声を出して笑ったのを覚えています。
初視聴は1期、2期と順当に。繰り返し見る場合は2期から!
すでに数十回と見返していると思います。というのもこのアニメは一話一話が短編になっており、前話との繋がりがないのが基本です。(例外あり)
そのため、どの話から見ても楽しめるのがこの作品の特徴です。私は面白い思った作品や話を何度も見返すタイプで、斉木楠雄のψ難は2期から見返しています。
2期から見る理由
なぜ2期かというと、主人公である斉木楠雄の表情が2期から豊かになるからです。1期の斉木楠雄はずっと仏頂面で驚くような表情を見せなければ笑いもしません。だからと言って面白くないわけじゃないのです、ちょっと物足りなさを覚えます。しかし2期からは驚いたり笑顔を見せたりと表情豊かになります。周りの個性が強い仲間とか関わっていくうちに、表情を表すようになったんだと思うと、とても楽しいと感じるからです。
また2期から見ると1期で出てきたキャラクターが最初から出るため、多くのクラスメイトとの絡みがあるから2期から見ています。
キャラクターが個性的
斉木楠雄とそれに関わるクラスメイトや家族など多くのキャラクターが存在するのですが、一人ひとりが個性の塊で良い意味でおかしい。普通じゃ考えられない馬鹿げた性格や、その性格を大いに活かした話まで度から見ても飽きません。おっふ!
まとめ
1クール24話という見ごたえのある作品になっています。どの話から見ても楽しめるという面白さは気軽に見ることのできるアニメで良いと思います。ただ、あの話をもう一度見たいということで探すとなると少しばかり大変です。ですが探しながら楽しめるというのもこのアニメの醍醐味。お気に入りの話を探すために視聴していると探すことなんか忘れてしまい、視聴することに集中することがしばしば。
ぜひ一度、目を通してほしい作品です。